Apple Vision Proの正式発売まであと数週間となりました。昨年発表されたものの、店頭発売は2月2日となります。AppleはWWDC 2023で製品の詳細と画像をいくつか公開しましたが、それ以降、詳しい情報は公開されていません。今回、visionOS用のKeynoteアプリのスクリーンショットが公開されました。

Apple Vision ProでKeynoteがどのように見えるか

visionOSは基本的にiPadOSをベースにしているため、Vision ProアプリのほとんどはiPadユーザーにとって馴染み深いものになるでしょう。もちろん、Vision Proでは、Appleが新しいハードウェアの没入感にマッチする新しいユーザーインターフェースを開発しました。

Keynoteは完全に半透明で、他のvisionOSアプリと同様に、ユーザーに奥行き感を与えます。左側のサイドバーにはスライドが表示され、下部にはスライド編集用のツールバーがあります。上部には、ドキュメントの共有、設定の変更、フルスクリーンプレゼンテーションの開始などのボタンがあります。

ユーザーがプレゼンテーションを開始すると、Keynoteアプリはユーザーがコンテンツに集中できるよう、画面を暗くします。フローティングパネルが表示され、ユーザーは次のスライドを操作したりプレビューしたりできます。

興味深いことに、スクリーンショットを見ると、KeynoteプレゼンテーションをAirPlay経由でミラーリングし、Vision Proを使って操作できるようになることが分かります。スクリーンショットの1つは、スティーブ・ジョブズ・シアターの講堂でデバイスを使用している人の映像です。プレゼンテーションを操作するためのフローティングパネルは、ユーザーの視野内で自由に移動できます。

ほとんどのAppleアプリにはまだvisionOS版がない

AppleがVisionOSで動作するiWorkスイートのアプリとして発表したのはKeynoteのみでしたが、それには理由があるようです。開発者のSteve Troughton-Smith氏が指摘しているように、VisionOSネイティブ版がApp Storeで既に入手可能なAppleアプリはKeynoteとTestFlightの2つだけです。

GarageBand、Swift Playgrounds、Final Cut Pro、Logic Proなどの一部のAppleアプリは、iPadOSバージョンを使用した互換モードでVision Proで実行できます。ただし、iMovieなどのアプリは現時点ではApple Vision Proと互換性がありません。

Apple Vision Pro の価格は、256GB のストレージ構成で 3,499 ドルから始まります。

ヒントを提供してくれた Steve Troughton-Smith に感謝します。

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