IBM、従業員のiPhoneでSiriとiCloudをブロック、理由は「極めて保守的な」セキュリティ対策のためc

IBM、従業員のiPhoneでSiriとiCloudをブロック、理由は「極めて保守的な」セキュリティ対策のためc
IBM、従業員のiPhoneでSiriとiCloudをブロック、理由は「極めて保守的な」セキュリティ対策のためc

IBMのCIO、ジャネット・ホラン氏は、自身の会社を「極めて保守的」と評し、最近MITテクノロジーニュースに対し、勤務先の会社では社員のiPhoneでSiriとiCloudをブロックしていると語った。その理由は? セキュリティ対策のため、音声による問い合わせがAppleのサーバーなどに保存されないようにするためだ。iCloudをブロックする理由は、このサービスを通じてファイルが公開転送されるため、つまりIBMが求めるほどセキュリティが確保されていないためだ。

この記事は、IBMが従業員のセキュリティ確保に取り組んでいることを概説しています。従業員が私物デバイスを持ち込む場合(2010年から社内で奨励されています)、まずIBMのIT部門にデバイスを提出し、SiriやiCloudといった問題のあるソフトウェアを削除する必要があります。また、紛失・盗難の際にITスタッフがリモートでデバイスのメモリを迅速に消去できるソフトウェアも有効化する必要があります。

MITテクノロジーニュースは、従業員が自分のデバイスを使いたいと思うようになるにつれて、企業が従業員を保護するために使用するツールが急増していると指摘した。

IBMが直面しているような課題は、ますます一般的になりつつあります。調査によると、大企業の半数以上が従業員の個人所有のスマートフォン利用の希望に応えており、「モバイルデバイス管理」ツール市場は活況を呈しています。Forrester Researchの1月のレポートでは、40社以上がこうしたサービスを提供していると報告されています。

しかし、IBMのホーラン氏は、同社はこのBYODキャンペーンで実際にコスト削減をしているわけではなく、むしろ彼女の5,000人のチームはIBMの従業員全員が最新のセキュリティニュースを把握できるように常に取り組んでいるが、それは簡単な仕事ではないと述べた。

職場でiPhoneを使おうとしている従業員がどれくらいいるかは不明だが、相当数に上るはずだ。ホラン氏によると、IBMの従業員40万人のうち4万人が会社支給のBlackBerryを使用しており、残りの8万人は個人所有のデバイスを使用しているという。

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