ロイター通信によると、グーグルは音楽レーベル各社と協議中で、クリスマスまでに独自の音楽サービスを導入することを目指している。

報道によると、同社はデジタルソングロッカーに加え、アラカルト形式の音楽ダウンロードも提供する計画だ。後者の機能により、楽曲の所有者はどこでも音楽を再生できるようになる。交渉はGoogleのエンジニアリング担当副社長、アンディ・ルービン氏が主導している。

音楽業界の重鎮たちは、米国のデジタル音楽売上の70%を占める同業界におけるAppleの支配をGoogleが打破してくれることを期待しているようだ。しかし、現時点では契約は締結されていない。

「検索とAndroidモバイルプラットフォームを結びつけることで、iTunesに対抗できる強力な勢力、リソース、手段を備えた企業がついに現れた」と、あるレーベル幹部は語った。

Googleの広報担当者は、現時点で発表できることはないと述べた。一方、iTunesの主要事業は依然としてビデオサービスだが、Appleがクラウド音楽配信の計画を持っているとの期待は依然として残っている。

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