昨晩発表されたAppleの決算では、2003年以来初めて前年同期比で売上高が減少したことを受け、AAPLは8%以上下落して寄り付きました。午前の取引開始時点で株価は100ドルを大きく下回っています。Appleは売上高が500億ドル（前年同期は580億ドル）で、iPhone 5,110万台、iPad 1,020万台、Mac 400万台を販売したと発表しました。

株価の下落は、一夜にして時価総額400億ドル以上が失われたことを意味します。時価総額は企業価値の概算であり、株価と株式数を掛け合わせたものです。昨日の終値は104ドルでした。

アップルの決算説明会では、同社が発表した次の四半期の収益見通しが弱かったことに投資家やアナリストが失望したにもかかわらず、アップルのティム・クック最高経営責任者（CEO）とルカ・マエストリ最高財務責任者（CFO）は将来の業績について楽観的な見方を維持した。

クック氏は、iPhone SEと9.7インチiPad Proの発売はともに好調だったと述べ、これらの新製品の販売は6月四半期の決算に反映されるだろうとした。

株価は寄り付き時に8%以上下落し（グラフでは急落箇所として示されています）、取引開始直後に若干持ち直しました。現在は7.15%下落し、価格は96.90ドルとなっています。

時価総額ではアップルが5,320億ドルで依然として世界最大の企業ですが、最大のライバルであるアルファベット（Google）との差は大きく縮まりました。アルファベットの時価総額は約4,800億ドルです。

速報：アップル株は8.3%下落して取引を開始、時価総額は400億ドル以上減少 » https://t.co/C9RCFms1xP

— CNBC Now (@CNBCnow) 2016年4月27日

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