AppleのCEO、スティーブ・ジョブズ氏はウォール・ストリート・ジャーナル紙に対し、AppleによるPA Semiの買収は同社とIntelの関係が冷え込むことを意味するものではないと語った。

アップルとインテルの関係は依然として強固であるとジョブズ氏は述べ、「我々はインテルと素晴らしいパートナーシップを築いています。この関係が永遠に続くことを期待しています」と語った。

9to5 Macが今週初めに報じたように、今回の買収はMacをPowerPCに戻す計画ではなく、PA Semiの熟練チップ設計チームを採用することにAppleが関心を示したためだとジョブズ氏は明言した。新たに採用された人材は、iPodやiPhoneなどの携帯電子機器向けチップ開発において、Appleの専門知識を活かすことになる。ジョブズ氏は、Appleがこれらのチップ設計に「長年関わってきた」と説明した。

AppleがMacにPowerPCチップを再び採用する予定があるかとの質問に対し、同氏は「それについてはさほど心配していません。Intelのチップには非常に満足しています」と答えた。

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