Flashの重大な脆弱性により攻撃者がMacを乗っ取る事態が発生してから1か月も経たないうちに、Adobeは新たな重大な脆弱性に対する緊急アップデートをリリースしました。最新の脆弱性は既にWindows PCを暗号化するランサムウェアに悪用されていますが、OS Xでの脆弱性はまだ確認されていません。Adobeによると、同じ脆弱性はすべてのプラットフォームに存在するため、ユーザーは直ちにアップデートする必要があるとのことです…

Adobeは、Windows、Macintosh、Linux、ChromeOS向けのAdobe Flash Playerのセキュリティアップデートをリリースしました。これらのアップデートは、攻撃者が影響を受けるシステムを制御できるようになる可能性のある重大な脆弱性を修正します。  

Adobe は、Flash Player バージョン 20.0.0.306 以前を搭載した Windows 10 以前を実行しているシステムで CVE-2016-1019 が積極的に悪用されているという報告を認識しています。

AppleはSafariで脆弱なバージョンのFlashをブロックすることがよくあります が、ブロックには時間がかかるため、これに頼らない方が良いでしょう。Adobe のアップデートページにアクセスし、「今すぐインストール」ボタンをクリックすることで、Flashのバージョン をアップデートできます 。もちろん、他のサイトからのFlashアップデートは拒否する必要があります。マルウェアに感染した偽バージョンが提供されることも珍しくありません。

Flashの脆弱性が次々と発見されていることを考えると、スティーブ・ジョブズが2010年に書いたエッセイは、当時と同様に今日でも意味を持ちます。システムからFlashを完全に削除する人が増えている今、私も自分で試してみようと思います。

出典と写真：ロイター

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