バークレイズは本日、iPhoneの交換用バッテリーの入手状況に関する最新情報をまとめた新たなアナリストノートを公開しました。今月初め、同社は入手状況が継続的に改善すると予測していましたが、現在ではその逆の状況となっているようです。

マーク・モスコウィッツ氏とチームは、iPhoneのバッテリー交換待ち時間に関する以前のレポートをフォローアップしました。数週間前、平均待ち時間は2～4.5週間とされ、着実に改善すると予測されていました。ところが今、Apple Storeへの問い合わせが相次いだ結果、待ち時間が3～4.5週間にまで延びたという驚くべき事実が明らかになりました。Apple Storeでの最長待ち時間は9～10週間だったことが判明しました。

バークレイズは、iPhone 6および6 Plusのバッテリー交換需要が待ち時間を長くしていると結論付けました。この結果、バークレイズは2018年モデルの売上減少を含め、今年のiPhone販売台数が減少すると予測しています。しかし、レポートでは、価格が下がった2018年モデルの6.1インチモデルが、より多くの顧客に買い替えを促す可能性があると述べています。

バークレイズは、待ち時間の増加に多少の驚きを表明しているものの、交換プログラムに対する顧客の反応は全体としては以前の予測通りであると述べています。モスコウィッツ氏は1月、対象機種5億台のうち約5,000万人のiPhoneユーザーがこのプログラムを利用すると予測していました。

バークレイズは、AAPL を中立と評価し、目標株価を 170 ドルとしている。これは、本稿執筆時点での AAPL 株価 178 ドルから約 5% の下落である。

関連ニュースとして、9to5Macのザック・ホール氏は最近、iPhone Xをコンクリートの上に落としてしまい、iPhone 6 Plusを使うことになったそうです。iOS 11.3を搭載したiPhoneのパフォーマンスが制限された生活について、彼の感想はこちらをご覧ください。

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