

iOS 14とmacOS 11 Big Surでは、ボイスメモを含む様々な標準アプリが改良されています。今年のアップデートでは、iPhone、iPad、Macのボイスメモアプリにフォルダやお気に入り機能のサポートが追加され、新たに「録音強化」機能も追加されました。
ボイスメモアプリは、2018年のmacOS Mojaveのリリースと同時にMacに初めて登場しました。AppleはCatalystテクノロジーを用いてこのアプリをMacに搭載しました。Catalystテクノロジーは、毎年OSが変わるプラットフォーム間でも機能を容易に実装できる技術です。今年の最も注目すべき機能の一つは、新機能「録音強化」です。
Appleによると、「録音強化」機能は、ワンタップで背景ノイズや部屋の残響音を低減できるとのことです。録音を開始すると、写真アプリの自動調整機能に似た小さなアイコンが表示されます。この機能の具体的な仕組みは不明ですが、Appleはそのシンプルさをアピールしています。
特に、新しい「録音強化」機能は、iPhone、iPad、Macで直接ポッドキャストなどのオーディオコンテンツを作成したい人にとって便利です。例えば、Appleは最新のiPad ProとMacBook Proモデルに搭載されている新しい「スタジオ品質」のマイクを宣伝しています。
Apple によると、今年の iPhone、iPad、Mac のボイスメモ アプリの新機能は次のとおりです。
- フォルダー: フォルダーを使用すると、ボイスメモの録音を整理できます。
- スマート フォルダ:スマート フォルダは、Apple Watch の録画、最近削除された録画、お気に入りを自動的にグループ化します。
- お気に入り:録画をお気に入りとしてマークすると、後ですぐにアクセスできます。
- 録音の強化:録音の強化により、1 回のタップでバックグラウンド ノイズと部屋の残響が低減されます。
新しいボイスメモアプリは、iOS 14、iPadOS 14、macOS 11 Big Surの開発者向けベータテストで現在ご利用いただけます。これらのアップデートは7月にパブリックベータ版としてリリースされ、その後秋に安定版が一般公開されます。ボイスメモアプリを含むiOS 14の詳しい動作確認については、250以上の新機能と変更点を解説した完全版ビデオをご覧ください。
iOS 14 のボイスメモには、バックグラウンドノイズやエコーを低減して音声をより明瞭にする「録音強化」機能があります。
将来 Apple がこれをポッドキャストに使うようになると想像すると楽しいですね… pic.twitter.com/GuqDsNYGsA
— フェデリコ・ヴィティッチ (@viticci) 2020年6月30日
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