Quibiストリーミングプラットフォームは今年導入され、主にモバイルデバイス向けのコンテンツを提供していましたが、期待通りの成果が得られなかったため、同社は方針を転換しました。現在、QuibiはApple TVユーザー向けに新しい公式tvOSアプリで提供されています。

Quibiは当初、iPhoneを含むスマートフォンのみで利用可能だったため、スマートテレビなどの他のデバイスではコンテンツを視聴できませんでした。その後、アプリはAirPlayに対応しましたが、動作には依然としてiOSデバイスが必要でした。

CNETの報道によると、Quibiは本日からついにスマートフォンなしでテレビで視聴できるようになりました。このプラットフォームは現在、Apple TV、Android TV、Amazon Fire TVデバイス向けのアプリを提供しています。特にApple TV向けには、iOSアプリがアップデートされ、ネイティブtvOSバージョンが追加されました。

Apple TV+と同様に、Quibiは様々なスタジオやチャンネルの映画やテレビ番組を網羅したカタログを提供するのではなく、独占コンテンツやオリジナル作品に重点を置いています。最近の報道によると、QuibiのCEOであるジェフリー・カッツェンバーグ氏がAppleのインターネットサービス担当副社長であるエディ・キュー氏に取引の可能性について打診したものの、キュー氏は興味を示さなかったとのことです。

Quibiは米国で月額4.99ドル（広告付き）、または7.99ドル（広告なし）でご利用いただけます。iOSおよびtvOSアプリはApp Storeから無料でダウンロードできます。

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