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ロサンゼルス統一学区の「生徒全員にiPad」計画は最初から失敗に終わっていた、と連邦調査が指摘

ロサンゼルス統一学区の64万人の生徒全員にiPadを配布する計画に対する連邦政府の調査では、当初から問題に悩まされていたという結論が出されたと LAタイムズ紙が報じている。

報告書は、この計画の目的が不明確であること、学校建設債を資金源としていること、より安価な選択肢を検討していないこと、教師の研修が不足していること、インターネット接続のアップグレードが不十分であること、セキュリティが不十分であること、iPadを使った授業計画のサポートが不十分であることなどを批判しています。つまり、実のところ、ほぼ全てが問題なのです。

「私たちが特定した最も重大なギャップの一つは、学区全体にわたる教育技術のリーダーシップの欠如だった」と報告書は述べている。

このプログラムで最初に公になった問題は、生徒たちがデバイスを教育用途に限定するためのセキュリティ制限を回避する方法を発見したことでした。次に、学区がこの計画の実際の費用について誤った計算を行っていたのではないかとの指摘がありました。

その後の検討でiPadを標準化する計画は撤回され、その後FBIが法律違反の有無について捜査を開始したため、プログラムは一時停止され、その後永久に閉鎖された。

Appleは教育分野への積極的な取り組みを継続しており、昨年10月には、インターネットアクセスとテクノロジーを必要とする学校に提供するConnectEDプログラムへの支援を強調するマイクロサイトを開設しました。ティム・クックCEOは昨年7月、Appleが米国の教育機関向けタブレット市場で85%のシェアを占めていると述べました。