
アップルの発表に合わせて
マックOS X 10.8 Mountain Lion開発者プレビュー版の発表を受け、Apple CEOのティム・クック氏とワールドワイドマーケティング責任者のフィル・シラー氏が、クパティーノのApple本社でウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューに応じた。インタビューの中でクック氏は、ノートパソコンはタブレット市場と並んで存在し続けるだろうが、両製品の統合、そしてApple製品ごとに異なるチップを搭載していることを、同社が検討している可能性として挙げた。「私たちはあらゆることを考えています。決してすべてを閉ざすことはありません」とクック氏は述べたが、Macは依然として「非常に重要」だとも指摘し、次のように続けた。
「皆さんがMacの多くのアプリや機能を気に入ってくださっていることが分かりました。Macへの移行が合理的であれば、そちらに移行していきます。私たちはあらゆることを検討します。決して閉鎖的なことはしません。」
次期Windowsのリリースでマイクロソフトを依然として競合相手と見ているかと問われたクック氏は、プレッシャーは「自ら招いたもの」であり、「マイクロソフトの行動がアップルにプレッシャーをかけているとは思っていない」と述べた。アップルが自社開発のMacアプリの名称をiOSに合わせて変更した(例えば、アドレスブックではなく連絡先、iCalではなくカレンダーなど)ことを指摘しつつ、フィル・シラー氏との別のインタビューでは、今回のアップデートは「人々の期待を超えるもの」になるだろうと述べた。
「これらの製品を使うユーザーがどのような体験をするのかを論理的に考え、すべてが納得のいくものになるようにしました。これは人々の期待を超えるものです。」
アップルのMac事業の将来について語った際にクックCEOが「誇り」を表明した製品であるMacBook Airを競合他社が模倣することについては、他の企業は苦戦するだろうとCEOは述べた。
「業界全体が何らかの形でそれを模倣しようとしているが、それはそれほど簡単ではないことがわかるだろう」
Macは依然として「非常に重要」だと付け加えつつ、ティム氏はiPhoneへの関心の高さから中国での成長に言及した。中国におけるMacの売上は2011年に倍増した。クック氏は次のように述べた。
「彼らはAppleのことや、Appleが何を代表しているかを知っています。そしてMacを探し求めて探し回るのです。」
Appleが発表したOS X 10.8 Mountain Lion開発者プレビューでは、iOSライクな通知機能、AirPlayミラーリング機能、Game Center、メッセージ、Twitter連携など、iOSの人気機能を多数搭載しています。詳細はこちらをご覧ください。
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