マクアダム アーカイブc

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ベライゾンCEOのマクアダム氏、AT&Tモバイル合併についてこれまでで最良/最悪のケースを語る

セス・ウェイントラブのアバター 2011年9月22日午前5時52分(太平洋標準時)

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ベライゾン・ワイヤレスCEOローウェル・マクアダム

昨日の投資家向け会議で、ベライゾンのCEOであるローウェル・マクアダム氏は、次のようなシンプルな主張を展開した。

私は、AT&TとT-Mobileの合併は、いわば重力のようなものだと考えています。合併は必然的に起こったのです。なぜなら、T-Mobileは周波数帯を保有していたものの、それを拡張するための資本がなかったからです。AT&Tは周波数帯を必要としていましたが、顧客対応のためには周波数帯を持っていませんでした。そのため、合併は必然だったのです。

合併の理由がこれほど簡潔に述べられているのを聞いたことがないと思います。

しかし、AT&T と T-Mobile の最大のライバルから出たものなので、これは馬鹿げた話だと分かります。

いつから企業の CEO が「競合他社が私たちと競争して顧客を奪えるよう、より強力で優れた装備を備えることを望んでいる」というようなことを言うようになったのでしょうか?

ベライゾンがこの買収に賛成する理由は、市場から低コストの事業者を排除し、米国をAT&Tとベライゾンが価格設定権を持つ通信業界の複占状態に近づけるからだ。つい最近、ベライゾンはスプリント傘下のヴァージン・アライアンスやTモバイルと競合する50ドルのプリペイドデータプランの提供を余儀なくされた。ベライゾンとAT&Tが主導権を握れば、そのような動きはなくなるだろう。

AT&T や Verizon の給与を受け取っていない人(ノースカロライナ州のヒース・シューラー議員率いる 15 人の国会議員を含む)にとっては、合併がこの国の無線通信競争にとって恐ろしい結果をもたらすことは明らかだ。

8年生程度の教育しか受けていない人なら、通信業界であろうとなかろうと、合併によって雇用や市場競争が創出されたなどと本気で信じている人はいないだろう。AT&Tはまさにそれを主張しようとしている。この件が早く終息することを願う。拡大拡大閉じる