アップルのCEOティム・クック氏は、週末の24時間以内に起きた2件の銃乱射事件を受けて、米国の銃暴力問題に対する超党派の行動を求めた…

テキサス州エルパソの銃撃事件

クック氏は、20人が死亡し26人が負傷したエルパソ銃撃事件を受けて最初にツイートした。

本日テキサス州で発生した銃撃事件の報に接し、大変悲痛な思いをしております。犠牲者の方々とご家族に心よりお見舞い申し上げます。Apple Cielo Vistaのスタッフとエルパソ地域の皆様には心よりお見舞い申し上げます。また、現場に駆けつけてくださった救急隊員の方々にも深く感謝申し上げます。

パトリック・クルシアス容疑者（21歳）が、この残虐行為を実行した疑いで逮捕された。CNNの報道によると、クルシアス容疑者は、銃撃が始まる数分前にインターネットに投稿された文書の著者であると考えられている。

8chanに投稿された4ページの文書の中で、投稿者は「今日死ぬかもしれない」と書き込んでいた。CNNの分析によると、この投稿はエルパソ銃撃事件に関する最初の通報が警察に届く20分以内に行われたものだった。

この文書は、移民やヒスパニックに対する白人至上主義と人種差別主義の憎悪に満ちており、移民や第一世代のアメリカ人が米国における雇用を奪い、文化の融合を阻害していると非難している。

警察は、この銃撃事件はテロ行為およびヘイトクライムとして扱われていると述べている。

オハイオ州デイトンの銃撃事件

クック氏は、オハイオ州デイトンで9人が死亡、27人が負傷した銃乱射事件の後もツイートした。

胸が張り裂けそうです。デイトンの犠牲者とそのご家族のためにお祈りしています。救急隊員の迅速さと勇気に感謝します。

警察は、この事件の犯人として24歳のコナー・ベッツを挙げた。警察はベッツがナイトクラブに入ろうとしたところを射殺した。警察は、ベッツが大容量マガジンと予備弾薬を装備したアサルトライフルで店内に侵入していれば、さらに多くの死者が出ていただろうと述べた。

2件の銃乱射事件後のクック氏の行動呼びかけ

アップルのCEOは続けてツイートし、2件の銃乱射事件に心を痛めており、これに対して行動を起こさないのは「狂気」だと述べた。

母国で起こっていることに、胸が張り裂けそうです。同じことをして違う結果を期待するのは、狂気の定義です。異なる見解を持つ善良な人々が、責任転嫁をやめ、この国のためにこの暴力に立ち向かう時が来ました。

— ティム・クック（@tim_cook）2019年8月4日

この月曜日の朝、キング牧師の賢明で時代を超えた言葉、「私たちは兄弟として共に生きることを学ばなければ、愚か者として共に滅びることになる」を思い出しましょう。

— ティム・クック（@tim_cook）2019年8月5日

クック氏は、この問題が物議を醸す問題であることを理解しているため、「銃規制」という言葉は使わないようにしているが、何らかの規制が必要であることは彼のツイートから明確に示唆されている。

BBCはドナルド・トランプ大統領が銃乱射事件を止める必要があると発言したと報じた。

「私は議会の議員らと、私たちにできるあらゆることを話しました[…] 明日のいつか声明を発表します[…] これは我が国で何年も何年も続いており、私たちはこれを止めなければなりません」と彼は語った。

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