Appleはここ数年、iPhone下取りプログラムに注力してきました。多くの場合、通信事業者と提携して魅力的な下取り価格を提供することで、AppleはiPhoneユーザーを毎年買い替えに誘っています。しかし、この下取りプログラムはユーザーに多くの悩みの種をもたらしており、状況は改善の兆しを見せていません…

これまで何台かのiPhoneをAppleに下取りに出しましたが、何の問題もありませんでした。ところが今年は、iPhone 13 Pro Maxを郵送してから約1週間半後に、箱はAppleの下取りセンターに到着したが、中身は何も入っていないというメールが届きました。

下取りキットを受領した際、箱の中にデバイスが入っていませんでした。これが意図的なものである、あるいは既にこの件についてお問い合わせいただいている場合は、このメールを無視してください。それ以外の場合は、以下の情報をできるだけ早くご返信ください。

– 返品用梱包材の中に入れた正確な商品

– 商品の梱包方法と密封方法についての詳細な説明

これは誰も受け取りたくないメールだ。新しいiPhone 14 Pro Maxの購入時に受け取った700ドル以上の下取りクレジットを、突然支払わなければならないかもしれないと思うと、不安になる。そして案の定、Appleは翌日、私の登録カードに705ドルの下取り価格を請求した。

この状況をTwitterに投稿したところ、これがよくある問題であることがすぐに分かりました。毎年、数え切れないほどのiPhone購入者がこのようなメールを受け取っているようで、今年のiPhone 14の発売も例外ではないようです。Redditなどのフォーラムをざっと見てみると、これはかなりよくある問題であることがわかります。

幸いなことに、ほとんどの場合、Appleはそれほど手間をかけずにこの問題を解決してくれます。最初のメールに返信すれば、Appleは状況を「調査」し、下取り価格をアカウントに返金してくれます。しかし、そうならないケースもあります。いずれにせよ、これはストレスフルな状況であり、顧客が翌年にiPhoneを購入する可能性を低下させる要因となります。

9to5Macの見解

AppleのiPhone下取りプログラムのプロセスには明らかな問題がある。同社はこのプログラムの重要な部分を第三者に大きく依存しており、配送はUPSやFedEx、下取りされたiPhoneの受け取りと在庫管理は他の第三者に委託している。

ここで最も可能性が高いのは、顧客がiPhoneを宅配業者（私の場合はUPS）に預けてから下取り施設で受け取るまでの間に、箱からiPhoneが盗まれるというものです。そのプロセスに関わった誰かが箱を開け、iPhoneを取り出し、再び封をして、何もなかったかのように最終目的地へと発送されます。

私のツイートに対する最も多かったアドバイスの一つは、郵送での下取りは避けるべきだ、というものでした。その代わりに、必ずApple Storeで下取り手続きを済ませるべきだという意見もありました。Apple Storeが近くに住んでいる方には、これは素晴らしいアドバイスです。私を含め、多くの人はそんな余裕はありません。iPhoneの下取りは、新しいiPhoneを購入するプロセスをできるだけ便利にすることを目的としており、郵送で送れることはその重要な要素です。

この問題の最善の解決策は、AppleがiPhoneに何らかの「下取りモード」を追加することです。これは、iPhoneを郵送して下取り手続きを完了する前に設定できるソフトウェアモードです。最も重要なのは、このモードによってiPhoneが「探す」アプリに登録され、最終的な下取り先までの進捗状況をユーザー（とApple）が追跡できるようになることです。

こんな問題に遭遇したことがありますか？iPhoneをAppleに下取りに出したときの経験は？ぜひコメント欄で教えてください。

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