Apple TV+は、サンダンス映画祭で話題の映画『CODA』の配信権を獲得しました。この作品は金曜日に同映画祭でプレミア上映され、視聴者や批評家から好評を博しました。
Deadline の報道によると、この映画をめぐる入札合戦により価格はサンダンス映画祭の新記録にまで高騰し、Apple が 2,500 万ドルで契約を獲得した。
全世界での放映権料は2,500万ドルで、AppleによるCODAの買収はサンダンス映画祭で行われた取引の中では過去最大となり、昨年Huluが2,250万ドルでパームスプリングスを買収した取引を上回った。
『CODA』は、エミリア・ジョーンズ演じる高校3年生のルビーを描いたドラマです。ルビーは家族の中で唯一聴覚障害のない少女です。彼女は音楽業界で夢を追いかけるか、家で両親を手伝うかという選択を迫られます。
Appleは、ストリーミングサービスで既に大作を配信しているApple TV+を基盤に、オリジナル映画部門を強化してきました。2020年には、Apple TV+で『グレイハウンド』『オン・ザ・ロックス』『ザ・バンカー』、そして長編アニメーション『ウルフウォーカーズ』が配信開始され、特に『ウルフウォーカーズ』はアカデミー賞最優秀アニメーション映画賞の有力候補となっています。
ストリーミングサービスは昨日、ジャスティン・ティンバーレイク主演の新作映画「パーマー」をリリースしました。また、トム・ホランド主演の賞候補作「チェリー」は、3月にApple TV+で配信予定です。
『CODA』の公開日はまだAppleから発表されていないが、すでに撮影が終わっているので、2021年後半に初公開されると予想されている。
Appleが今後公開予定の他の主な映画には、「Emancipation」（Appleは昨年、別の記録的な契約で製作権を獲得）、マーティン・スコセッシ監督の「Killers of the Flower Moon」、リドリー・スコット監督の「Kitbag」、A24との共同制作「The Sky Is Everywhere」、「Swan Song」などがある。
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