現在、スマートウォッチ業界はApple Watchが圧倒的なシェアを誇っていますが、FacebookやGoogleといった企業もこの分野で積極的に事業を拡大しています。ブルームバーグの最新レポートによると、Amazonも子供向けに特別に設計されたAlexa搭載ウェアラブルの開発を検討しているようです。

Appleは昨年のwatchOS 7のリリースに伴い、Apple Watchにファミリー共有設定という新機能を導入しました。これにより、保護者は子供用のApple Watchの設定と管理を行えるようになりました。AmazonはAlexa搭載ウェアラブルで、この市場をターゲットにしようとしているようです。

ブルームバーグのレポートでは次のように説明されている。

ブルームバーグが閲覧した資料によると、コードネーム「Seeker」のこのGPS搭載デバイスは4歳から12歳の子供向けで、リストバンド、キーホルダー、クリップなどの形状になる可能性がある。音声起動式のウェアラブル端末は、Amazonの子供向けコンテンツへのアクセスを提供し、保護者が子供とコミュニケーションをとったり、見守ったりすることを可能にする。

Amazonは、子供向けウェアラブルデバイス「Seeker」の価格を、1年間のKids+サブスクリプションサービス付きで99ドルにすることを検討していたと報じられています。プロジェクトの現状は不明です。ブルームバーグによると、Amazonは2019年半ばに2020年の発売に向けてこのデバイスを検討していたとのことですが、「プロジェクトが前進したかどうかは不明です」。

報道によると、Amazonはディズニーと共同で、新しいウェアラブルデバイス「Magic Band」の開発を進めている。これは、今年初めにAppleとディズニーが提携し、iPhoneとApple WatchをMagicBandアクセサリーとして展開したことに続くものだ。

繰り返しになりますが、Amazonのウェアラブル業界における計画の範囲はまだ不明ですが、現在Apple Watchが優勢を占めるこの業界への関心は高まっています。FacebookとGoogleは積極的に取り組みを強化しており、Pelotonも何らかの心拍数計測ウェアラブルデバイスをリリースするとの噂もあります。

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