iFixItのエレクトロニクス専門家たちが、AppleのiPad 2用スマートカバー「ケース」を分解し、見た目以上の秘密を発見しました。スマートカバーの魔法は磁石の使用によるものだと分かっていましたが、これまで知らなかったのは、スマートカバーの生地の中になんと21個の磁石が隠されており、多目的に使えるということです。カバーが魔法のようにカチッと閉まり、自動的に位置が合うのは、カバー内部の21個の磁石がタブレット本体に内蔵された10個の磁石と相互作用しているからです。では、このカバーはどのようにしてiPad 2の電源をオン/オフにするのでしょうか？

簡単です。iPad 2にはスリープセンサーが搭載されており、カバー内の丸い磁石と連動して、カバーを開くとすぐにスリープ状態から復帰します。逆の場合も同様です。センサーは右ベゼル付近に配置されており、カバー内の磁石に引き寄せられて閉じた状態を保つ4つの長い磁石の横にあります。タブレットの左側にも同様の磁石が配置されており、カバーがぴったりと収まり、しっかりと閉じた状態を保ちます。

カバーの右端には、iPad 2 を立てかけたときにスタンドを安定させるための磁石がなんと 15 個も隠れています。スタンドがどのようにして表面にしっかりと固定されるのか不思議に思うことはありませんか?

カバーの左端の垂直部分（全部で4つの部分）がスチールプレートで補強されており、デバイスの安定性を高めているからです。Apple製品なら、タブレットカバーのようなシンプルでありふれたものでさえ、ハイテクな仕上がりになるのです。

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