上のグラフ、いわゆる「ツリービュー」は、赤字ベンダーを除いた主要携帯電話ブランドの営業利益を示しています。そうです、オレンジ色の大きな四角形がAppleです。また、Apple、Research In Motion、HTCを合わせると、2011年第1四半期の総利益の3分の2を占めていることも分かります。まさに、わずか3社のベンダーが携帯電話の利益の75%を握っているのです。さらに驚くべきことに、この数字はスマートフォンベンダーのわずか16%の出荷台数に基づいています。AsymcoのHorace Dediu氏は、すべての携帯電話が最終的にはスマートフォンになると説明しています。

非スマートデバイスは、近い将来、ベンダーにとって魅力的な存在にはならないと思います。ポートフォリオにスマートフォンが1つ追加されるごとに、企業の営業利益率は低下します。市場の動向から判断すると、非スマートデバイスは3～5年後にはブランドポートフォリオから完全に姿を消すでしょう。

当然のことながら、Appleは3社の中で最も収益性の高い端末ベンダーです。クパティーノのチームは、第1四半期に販売された端末のわずか5%を出荷したにもかかわらず、総利益の55%、総売上高の5分の1という驚異的な数字を獲得しました。

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