Microsoftは昨年12月、Apple SiliconプラットフォームをネイティブサポートしたmacOS向けOneDrive同期ユーティリティのパブリックベータ版をリリースしました。それから3か月後、ついにすべてのMacユーザーがアップデートを利用できるようになりました。ユーザーは、M1、M1 Pro、M1 Maxチップ上でネイティブに動作するOneDriveのメリットを享受できるようになります。

Microsoftの従業員が詳細を説明したように、Apple Silicon向けのOneDrive同期機能が「GA」で利用可能になりました。これは同社が一般公開ソフトウェアと呼ぶものです。Apple Siliconプラットフォームへのネイティブサポートは、macOS版OneDriveのバージョン22.022で提供されます。ユーザーは、OneDriveの設定にアクセスすることで、アプリの最新バージョンがインストールされているかどうかを確認できます。

macOS向けOneDrive同期がApple Silicon上でネイティブに動作するようになったことをお知らせいたします。これにより、OneDriveはApple Siliconのパフォーマンス向上を最大限に活用できるようになります。これは皆様から長らく待ち望まれ、多くのご要望をいただいていた機能であり、ビルド22.022から一般提供を開始できることを大変嬉しく思います。

Apple Siliconチップ上でネイティブに動作するようにアップデートされたアプリは、ARMアーキテクチャを最大限に活用でき、より高いパフォーマンスとエネルギー効率を実現します。MacBookユーザーにとっては、ソフトウェアの消費電力が削減され、バッテリー駆動時間が長くなります。

しかし、クラウドプラットフォームをM1ネイティブにアップデートするのが遅れているのはMicrosoftだけではありません。Dropboxは今年初めにApple Siliconに対応したmacOSアプリのベータ版をリリースしましたが、まだ一般公開されていません。一方、Google Driveは2021年10月にM1対応アップデートを実施しました。

関連情報として、MicrosoftはmacOS向けOneDriveの新しいベータ版もリリースしました。これにより、ユーザーはデスクトップとドキュメントフォルダを同社のクラウドプラットフォームに移行できるようになります。詳細はOneDrive公式ブログをご覧ください。

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