Appleは本日、iPhone 12モデル向けのMagSafeバッテリーパックアクセサリを発表しました。iPhone 12シリーズの発表から数ヶ月後、Appleはひっそりと、ワイヤレスバッテリーパックという形で、Apple純正の新しいMagSafeアクセサリをリリースしました。（iPhone 12用の非公式な磁気式バッテリーパックは、サードパーティメーカーから数ヶ月前から出回っています。）

MagSafeバッテリーパックは、iPhone 12 mini、iPhone 12、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Maxの背面にマグネットで固定し、バッテリー駆動時間を数時間延長します。バッテリーパック自体はLightningケーブルで充電でき、同時に接続したiPhoneへのパススルー充電も可能です。Appleは、最速の充電時間を実現するために、20ワットのUSB-C充電器の使用を推奨しています。

MagSafe バッテリーパックは本日注文可能で、最初の配送は 7 月 19 日から開始されます。Apple によると、MagSafe バッテリーパックを使用するには、iPhone で iOS 14.7 以降を実行している必要があるとのことです。

MagSafeバッテリーパックは、iPhone 12の発売以降に登場したワイヤレスバッテリーパックの既存のアクセサリエコシステムに加わります。しかし、これらのサードパーティ製アクセサリはすべて、MagSafe認定ではなく、非公式に「MagSafe互換」とされています。現時点では、Apple純正アクセサリが唯一の公式MagSafeバッテリーパックアクセサリです。

ご想像のとおり、Apple のバッテリーケースのバッテリー残量は、バッテリー ウィジェットとロック画面に表示されます。

Appleは、MagSafeバッテリーパックがバッテリー駆動時間をどれだけ延長するかについて、公式の統計データをまだ発表していません。製品写真の1つで本体背面に表示されている通り、バッテリーの総容量は1460mAh（11.2ワット時）です。この容量は、iPhone 12 miniをフル充電できるだけでなく、iPhone 12を（ほぼ）フル充電できる量に相当します。

Apple によれば、MagSafe バッテリーパックは接続された iPhone を約 5 W の速度で充電します。

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