1年以上前、長年Appleのシニア広報担当役員を務めたナタリー・ケリス氏が同社を退社しました。ケリス氏はAppleに14年間勤務し、iPhoneの発売など、数々の重要な時期に広報を担当しました。ケリス氏は当初、Apple退社後の進路について明言していませんでしたが、今年2月にTwitterに入社し、コミュニケーション部門を率いることが発表されました。そして今回、BuzzFeed Newsは、ケリス氏がTwitterに入社してまだ6ヶ月も経っていない段階で退社すると報じています。

Twitterは声明でケリス氏の退任を確認し、同氏が「Twitterのストーリーを世界に発信する」のに貢献したと述べた。広報担当者は、この人事異動について次のように述べた。

 Twitterでコミュニケーションを率いていた間、ナタリーはTwitterのストーリーを世界に発信する上で大きな力となりました。彼女のエネルギーと熱意、そして短い期間ではありましたが、彼女が与えた影響力に深く感謝しています。彼女の今後のご活躍をお祈りいたします。

ケリス氏の退社は、Twitterにとって極めて重要な時期に起こりました。同社は最近、ミロ・ヤノプルス氏の永久追放を含む、ハラスメントに関する複数の問題を抱えています。Twitterのコミュニケーション部門から退社したのはケリス氏だけではありません。他にも最近、複数のメンバーが退社しています。さらに、Twitterはこれまで示してきた成長を継続するだけでなく、既存のユーザーベースから収益を得るという課題に直面しています。

Twitterの最高マーケティング責任者であるレスリー・バーランド氏がケリス氏の役職を引き継ぎ、同社のマーケティングとコミュニケーションの両方を率いることになる。

ケリス氏がAppleを去ったのは、広報部門全体が大きな改革の真っ只中にあった時でした。長年広報責任者を務めていたケイティ・コットン氏が退社し、スティーブ・ダウリング氏が暫定的に広報責任者を務めました。最終的にダウリング氏がコットン氏の後任として昇進し、ケリス氏も退社しました。

ケリス本人はまだ辞任についてコメントしておらず、一日中ツイッターで活動していた。

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