アップデート#2:  Appleは司法省の最新の申し立てに対し、政府が独自にデバイスのロック解除に成功しない場合は、試行した方法についてすべて知るよう要求すると述べた。

最新情報: 裁判官は司法省の審理取り消しの申し立てを認めた。

Appleは、サンバーナーディーノ銃撃事件の犯人の一人が使用していたiPhone 5cのロック解除を拒否した件で、明日FBIと法廷で対決する予定だった。しかし、政府はiPhoneのロックを解除する外部手段を発見したとして、明日の審理を取り下げる動きを見せた。

司法省が提出した書類によると、問題のiPhoneのロックを解除するためにAppleの協力を必要としない方法が実証されたという（Politico経由）。

2016年3月20日（日）、外部の関係者がFBIに対し、ファルーク氏のiPhoneのロックを解除する可能性のある方法を実演しました。この方法がファルーク氏のiPhoneのデータを侵害することなく実行可能な方法であるかどうかを判断するために、テストが必要です。もしこの方法が実行可能であれば、本件における全令状法命令に定められたApple Inc.（以下「Apple」）の支援は不要となるはずです。

提出書類はさらに、「2016年3月22日に予定されていた公聴会」の取り消しを求めている。

提出書類によると、FBIは12月2日の攻撃以降、iPhone 5cのロックを解除する様々な方法を研究してきた。Appleに対する訴訟が公表されて以来、FBIは外部の情報源からロック解除方法に関する提案を受けていると述べており、そのため明日予定されていた公聴会の中止を要請した。

アップルの暗号化事件の判事は、火曜日の審理を取り消すかどうかについて、本日午後4時（太平洋標準時）/午後7時（東部標準時）に審理を行う予定 - ロイター通信が情報筋を引用

— CNBC Now (@CNBCnow) 2016年3月21日

Appleはこの申し立てに対してまだ回答していないが、過去にiPhone 5cのロック解除が可能だと主張する人がいたことを考えると、興味深い結果となるだろう。Appleは本日、新型iPhone SEとiPad Proを発表した記者会見でFBIとの争いについて語り、ユーザーデータを保護するのは企業としての義務だと説明した。

以下は、この事件に関する司法省からの別のコメントです。

https://twitter.com/JohnPaczkowski/status/712050190555873280/photo/1

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