2011年12月30日午後4時27分（太平洋標準時）

Appleのデザイン担当上級副社長、ジョナサン・アイブ氏は、履歴書に新たな称号を加えることになった。「サー・ジョナサン・アイブ」だ。BBCによると、アイブ氏は英国の新年叙勲リストにおいてナイトの称号を授与された。報道によると、アイブ氏の正式な称号は大英帝国勲章第1等勲爵士（Knight Commander）である。英国で生まれ育ち、その後デザインの仕事に就くために米国に移住したアイブ氏は、この栄誉を「本当に感激しています」と語った。

アイブ氏は、自身の素晴らしいデザイン作品のいくつかは母国イギリスのおかげだと述べている。「英国の素晴らしいデザインとものづくりの伝統の恩恵を受けていることを痛感しています。」アイブ氏はカリフォルニア州クパチーノでAppleのデザイン責任者として輝かしいキャリアを築いてきたが、iPod、iMac、iPhone、そして最近ではiPadを手がけたこのデザイナーが英国への復帰を検討しているという噂が最近流れた。その噂の直後、信頼できる報道機関がアイブ氏が英国を離れることはないだろうと報じた…

拡大
拡大
閉じる