今週アイダホ州で開催されたサンバレーカンファレンスで、AppleのCEOティム・クック氏はブルームバーグの記者に対し、従業員の多様性に関するデータを公開すると述べた。クック氏はデータの公開時期については明言しなかったが、Appleがこのようなデータの公開計画を表明したのはこれが初めてだ。3月のCNNの報道では、Appleは情報公開に反対している複数のテクノロジー大手企業の1社として取り上げられている。

「いずれ情報を公開します」とクック氏はアイダホ州サンバレーで開催されたアレン・アンド・カンパニーの年次メディア・テクノロジー会議で述べたが、公開時期については明言を避けた。「私たちは行動に移すことに重点を置いています」

Facebookが数週間前に従業員について発表したような多様性に関する報告書では、通常、民族や性別といった観点​​から詳細な人口統計情報が記載されています。Appleは、経営陣と取締役会のほとんどが男性であることで批判されてきましたが、クックCEOはアンジェラ・アーレンツ氏を経営陣に加え、ここ数ヶ月で新たな取締役の選任を進めています。また、Appleは環境イニシアチブの責任者としてリサ・ジャクソン氏を採用し、最近ではデニス・ヤング・スミス氏を人事部長に任命しました。

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