Appleは今週火曜日に開催された特別イベント「Spring loaded」で、watchOS 7.4が「来週初め」に全ユーザーに提供されることをついに発表しました。待望のアップデートでは、マスク着用時にApple Watchを使ってFace ID搭載のiPhoneモデルのロックを解除できるという重要な機能がユーザーに提供されます。

COVID-19のパンデミックの間、多くのiPhoneユーザーから、マスクを着用しているとFace IDが機能せず、1日に何度もロック画面のパスコードを入力しなければならないという苦情が寄せられていました。しかし、iOS 14.5とwatchOS 7.4では、Apple WatchをFace IDの代わりに使用してユーザーを認証するオプションが追加され、この問題が解決されました。

この機能を有効にすると、次回マスクを着用した際に、iPhoneがApple Watchと連動して自動的にロック解除されます。iPhoneのロック解除時に、Apple Watchに触覚フィードバックによる通知が表示され、iPhoneがApple Watchによってロック解除されたことが通知されます。また、Apple Watchの通知から直接「iPhoneをロック」するオプションもあります。

もちろん、このためには、互換性のあるロック解除済みの Apple Watch を手首に装着している必要があります。

このアップデートは一般公開されませんが、watchOS 7.4のベータ版を既に使用していた開発者とユーザーは、RCビルド（リリース候補版）にアップデートできます。おそらく、今週後半には全ユーザーに提供されるビルドになると思われます。

まず iPhone を iOS 14.5 RC にアップグレードしてください。そうすると、iPhone の Watch アプリ > 一般 > ソフトウェア・アップデートに watchOS 7.4 RC が表示されます。

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