AppleのCEO、ティム・クック氏とApple幹部数名は昨日、クパチーノにある同社の新本社「Apple Park」を訪れ、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子と面会しました。この訪問にはスティーブ・ジョブズ・シアターへの訪問も含まれ、駐米サウジアラビア大使のハリド・ビン・サルマン王子と皇太子の代表団も同席しました。

先週、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子の訪米日程が報じられました。米国では、ビル・ゲイツ氏、イーロン・マスク氏、ピーター・ティール氏といったテクノロジー業界の著名人との会談に加え、ティム・クック氏との会談も予定されていました。皇太子の訪米には、ドナルド・トランプ氏やバラク・オバマ前大統領など、複数の政治家との面会も含まれていました。

アップルパークで、ティム・クックCEOと皇太子は、サウジアラビアにおけるアプリ開発を含む様々なトピックや共同プロジェクトについて協議しました。会談では、アラビア語の教育カリキュラムを充実させる方法や、アップルのキャンパスで研修を受けることを希望するサウジアラビアの若者への就職機会についても焦点が当てられました。この会談は、アップルがシカゴで最近開催した教育イベントの直後に行われました。イベントでは、学校に最高のデジタルツールを提供するという同社のコミットメントが改めて強調されました。

訪問中、皇太子一行に対し、教育、健康、マーケティング、そしてアップルの「音声アプリケーション」に関するプレゼンテーションが行われた。またこの会合は、サウジアラビアで多くの人がアップルが間もなく国内初の直営店をオープンすることを期待している時期に行われた。12月には、アップルとサウジ当局が、早ければ2019年に直営店をオープンすることで合意に近づいていると報じられた。皇太子は、テクノロジー企業の同国への誘致に積極的に取り組んでいると報じられている。アップルのリテール担当SVP、アンジェラ・アーレンツ氏は、昨日の東京の新店舗オープンよりもこの会合への出席を選んだ。これはおそらく、この訪問がアップルの将来のリテール展開にとって重要であることを示しているのだろう。出席した他のアップル幹部には、最高執行責任者（COO）のジェフ・ウィリアムズ氏、環境・政策・社会イニシアチブ担当VPのリサ・ジャクソン氏がいた。

訪問時のその他の写真は以下の通りです。

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