MacRumors の報道によると、 Appleは最近のiOS 8.3アップデートで、iOSデバイス上のファイル管理を可能にするデスクトップアプリをブロックする方向に動いているようです。iFunBox、iTools、iExplorer、iBackupBot、PhoneViewといった人気のファイル転送アプリの多くが、iOSデバイス上のアプリのファイルディレクトリにアクセスできなくなるという問題が発生しています。これらのアプリは以前、ゲームエミュレータなど、AppleがApp Storeで許可していないソフトウェアをiOSデバイスにインストールするための一般的な手段でした。

「iOS 8.3は、インストールしたアプリやゲームのデータを管理する自由を奪いました」とiFunBoxはFacebookの投稿で述べています。「AppleはiOS 8.3以降、インストール済みのすべてのアプリのサンドボックスディレクトリ全体へのアクセスをブロックしました。以前は実行ディレクトリへの書き込みのみがブロックされていました。しかし、今ではデバイス上のアプリを完全に制御できなくなっています。状況を調査中です。解決策が見つかるまでは、デバイスがジェイルブレイクされていない場合、iFunboxはどのアプリのデータディレクトリも開けなくなります。」

もう一つの人気ファイルエクスプローラーアプリ、iExplorerもこの問題を調査中です。「iOS 8.3アップデートによってAppsディレクトリへのアクセスがブロックされた原因を現在調査しており、回避策を検討しています。iOS 8.3では、すべてのiDevice転送ユーティリティで全く同じアクセスブロックが発生しているようです。つまり、これはiExplorerやiBrowseだけの問題ではありません。AppleはiOSでアプリにアクセスする方法に何らかの変更を加えたことは間違いありません。」

iFunBox は少なくともいくつかの問題を修正したアップデートをリリースしており、iTunes ファイル共有が有効になっているアプリの閲覧が可能になる。しかし、今のところジェイルブレーカー以外のユーザーは対応できない。

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