フォックスコン、電子部品研磨工場を最大2日間閉鎖c

フォックスコン、電子部品研磨工場を最大2日間閉鎖c
フォックスコン、電子部品研磨工場を最大2日間閉鎖c


フォックスコン爆発現場の様子

WSJによるとフォックスコンは3人が死亡、多数が負傷した爆発事故を政府が調査する間、中国にある多くの工場の生産を2日間停止した。

中国全土で数十の工場を運営し、フォックスコンの商号で知られる台湾の鴻海精密工業は、さらなる検査を待って、電子部品や製品の研磨作業を行うすべての工場を閉鎖したと発表した。

問題となっているのは、iPad 2のアルミニウム背面などの部品の研磨から発生する可燃性のアルミニウム粉塵のようだ。香港の学生団体「Sacom」は5月6日、可燃性の空気中アルミニウム粉塵の危険性に関する報告書を発表し、作業員から粉塵の吸入や換気の悪さに関する苦情が寄せられていると述べた。Sacomの報告書で言及されている作業場に、事故現場が含まれているかどうかは不明である。

このニュースは、最近公衆自殺が相次いだフォックスコンにとって、新たな痛手となる。

UBSのアナリスト、アーサー・シェイ氏は、成都の生産能力がすぐに回復しない場合、鴻海は深センでより高額な労働力を雇わなければならないかもしれないと述べた。

これまでフォックスコンが受託製造業界を独占してきたが、アナリストらは、シンガポールのフレクストロニクスや台湾のクアンタ・コンピュータといった鴻海の競合企業がアップルを含むフォックスコンの顧客の一部を獲得しようとする可能性があると指摘している。

予定されている工場の閉鎖とそれがAppleのiPadに与える影響については、Digitimesが本日早朝に評価した。 

関連記事

havebin.com を Google ニュース フィードに追加します。 

FTC: 収益を生み出す自動アフィリエイトリンクを使用しています。詳細はこちら。