パンデミックと在宅勤務の影響で、過去2年間PC市場は活況を呈していました。IDCの最新レポートによると、従来型PCの世界出荷台数は2022年第1四半期に5.1%減少しました。一方、Mac市場は依然として成長を続けています。Appleは独自のシリコンを搭載した強力なコンピューター製品ラインに注力しているからです。

PC市場は過去2年間2桁成長を遂げてきたものの、IDCは業界が下降スパイラルに陥っているとは考えていない。「サプライチェーンと物流上の課題が続いているにもかかわらず、ベンダーは当四半期に8,050万台のPCを出荷した。2022年第1四半期は、世界出荷台数が8,000万台を超えた7四半期連続の記録であり、これは2012年以来の快挙だ」と同調査は述べている。

「PCの出荷台数が前年比で減少したことは予想されていたため、注目すべきではありません。注目すべきは、物流とサプライチェーンが依然として混乱し、地政学的およびパンデミック関連の数々の課題を抱えている中で、PC業界が8,000万台以上の出荷を達成したことです」と、IDCのワールドワイド・モバイル・デバイス・トラッカー担当グループバイスプレジデント、ライアン・リース氏は述べています。

2022年第1四半期と2021年第4四半期の主要ベンダーを比較すると、順位は変わりません。Macを販売するAppleは依然として4位です。Lenovo、HP、Dellが上位ベンダーです。IDCは、「前年同期比で出荷台数が増加したトップベンダーはDell、Apple、Asusのみ」と指摘しています。

Appleは2022年第1四半期に720万台のMacを出荷し、市場シェアの8.9%を獲得しました。前年同期は690万台で、市場シェアは8.1%でした。前年比4.3%の成長です。

2021年第1四半期頃、AppleはM1チップを搭載した初のデスクトップ、24インチiMacを発表しました。同社はそれ以前にも、M1チップを搭載したMacBook Air、MacBook Pro、Mac miniを発表していました。

それ以来、Appleは14インチと16インチのMacBook Proを刷新し、さらに新型Mac Studioも発表しました。レビューや顧客満足度も高く評価されており、IDCのレポートは今四半期のMac出荷の継続的な成長を反映していることは明らかです。

最近、ブルームバーグのマーク・ガーマン氏は、アップルが近い将来にさらに多くのMacを発表する予定であり、その1つが再設計されたMacBook Airになるだろうと断言した。

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