

Appleは世界開発者会議(WWDC)3日目に、HomeKitホームオートメーションプラットフォームの最新アップデートを発表しました。アップデートには、新しい製品タイプカテゴリの導入、アクセサリのセットアッププロセスの大幅な簡素化、レイテンシの改善、古いアクセサリのサポートを追加するためのソフトウェア認証などが含まれます。
スプリンクラーと蛇口
Appleは今年、スプリンクラーと蛇口を新しい製品カテゴリに追加しました。この新しい2つのカテゴリにより、HomeKitはガレージドア、サーモスタット、センサー、ブラインド、セキュリティ、加湿器、エアコン、鍵、空気清浄機、照明、コンセント、扇風機、カメラ、ドアベル、そしてスプリンクラーと蛇口という2つの新しいカテゴリを含む、合計16種類の製品カテゴリをサポートするようになりました。
Apple はまだ冷蔵庫や洗濯機などの主要な家電製品と統合していませんが、蛇口のサポートにより HomeKit はさらに一歩近づき、水の流れを開始する多くの種類の製品との統合が可能になります。
QRコードとNFCのペアリング
iOS 11ではQRコードとNFCによるペアリングが正式にサポートされるため、HomeKitアクセサリの設定がはるかに簡単になります。アクセサリのパッケージにQRコードが印刷され、ユーザーはホームアプリ内でスキャンできます。また、NFCチップを内蔵した製品では、iPhoneをデバイスのNFCアイコンに近づけるだけでペアリングできます。
ソフトウェア認証と自己認証
iOSのHomeKitの新機能として、ソフトウェア認証があります。これは既に出荷されている古いアクセサリにとって大きなメリットであり、Appleがこれまで要求していたハードウェア認証チップを搭載することなく、ソフトウェアを通じてプラットフォームへのサポートを追加できるようになります。
さらに、Apple は、新しい HomeKit 認証アシスタントと、米国、中国、英国でのテストのためのサードパーティの Apple 認定ラボの増加により、アクセサリの自己認証プロセスを拡大しています。
レイテンシーの改善
Apple は、1 秒未満の遅延を大幅に改善する新しいセキュア ブロードキャスト通知を導入することで、Bluetooth LE HomeKit アクセサリにもいくつかの改良を加えています。
新しいイベントトリガーとAirPlay 2
そして最後に、今週初めに Apple がステージ上で iOS 11 を発表した後に述べたように、HomeKit には新しい時間ベースの占有および継続時間イベント トリガーが追加されるほか、マルチルーム オーディオ機能用の AirPlay 2 を使用するスピーカーのサポートも追加されます。
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