iPadアプリ開発に必要なリソースが不足している写真共有ソーシャルネットワークInstagramが、アプリのビジュアルを刷新しました。アイコンを明るくしただけでなく、独自のタイポグラフィも開発し、クリエイター重視の姿勢を強調しています。

Instagramはプレスリリースで、「鮮やかなグラデーションは、革新的な3Dモデリングプロセスを用いて再解釈され、光り輝き、生き生きとした印象を与えます。Instagramのブランドカラーで構成されたこのグラデーションは、私たちのカラーシステム全体の基盤となっています」と述べています。「グラデーションは、光を通して、マーケティング、ロゴ、そしてクリエイトモード、ステッカー、Instagramストーリーリングなど、アプリ内でも発見の瞬間を告げます。」

新しいタイポグラフィを採用したInstagram Sansは、看板からウェブサイトまで幅広く活用される予定です。Instagramはこの書体を通して、独自のアイデンティティをアピールしたいと考えています。ユーザーはストーリーやリールでこのフォントを活用できるようになります。

この新しい書体をデザインするにあたり、Instagram Sansを世界中で利用できるようにすることを目標としました。世界中の言語の専門家と協力し、アラビア語、タイ語、日本語を含む世界中の文字体系に適応させました。文化を前進させ、あらゆる言語で自分自身を表現しようとするすべてのクリエイターとコミュニティメンバーをサポートしたいと考えています。

最後に、Instagramはこの新しいデザインについて、「コンテンツを中心に据え、シンプルさと自己表現を重視している」と述べており、フルスクリーン画像の表示も特徴としています。同社がクリエイター重視を表明するのは今回が初めてではなく、もちろんこれが最後でもありません。アプリ責任者のアダム・モッセリ氏は、ほぼ毎週この点を強調しています。

Instagramは改善と刷新を続けているようですが、残念ながら、ユーザーからの長年の要望である新しいiPadアプリは未だ発表されていません。写真だけでなく動画にも力を入れているInstagramだからこそ、より大きな画面でより没入感のある体験を提供してくれると嬉しいですね。果たして、この状況は変わるのでしょうか？

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