2012年9月17日午前7時23分（太平洋標準時）

ウォール・ストリート・ジャーナルは本日、HPのCEOメグ・ホイットマン氏が「Appleを見習い」、将来Appleに匹敵するPCのラインアップを刷新する計画について報じた。2011年9月にCEOに就任した際に支給された「レンガ」のようなノートパソコンに触れながら、ホイットマン氏は、HPがAppleの製品デザインに追いつくのに苦労している現状について語った。

ホイットマンCEOは、計画の一環として、より美しいPCの実現に期待を寄せている。将来、自社がアップル社に匹敵し、洗練されたデザインの業界リーダーとなることを期待しているのだ。「私たちはイノベーションに追いついていけなかったと思います」と、56歳のCEOは語った。「市場全体がより美しいものへと移行しました…アップルは、デザインが本当に重要だと教えてくれました」と彼女は語った。「私たちは大きな進歩を遂げたと思います」

この新しいデザインの立役者はHPの幹部ステイシー・ウォルフ氏で、共通のカラーパレット、標準のロゴサイズ、そしてコンポーネントの削減を採用し、「例えばコンピューターのシャーシは複数の部品ではなく、金属やプラスチックの1つの部品になっている」と説明した。

この変更により、製品の作りがより良く見えるようになっただけでなく、価格が下がったり、軽くなったりすることもあった。「私たちは、よりすっきりとした、ミニマルな外観を目指して取り組んでいます」と氏は語った。

HPのより洗練された[MacBook Air]の外観は、IFAで新しいWindows 8ノートブック（上の写真）と、最近発表されたMagic MouseとMagic Trackpad付きのiMac（右の写真）ですでに確認されています…拡大拡大閉じる