Appleは、日本限定で制作されたiPhone 7の新たな広告「Race」を公開しました。この30秒のCMでは、ジェットブラックのiPhone 7 Plusと、2人の男性が街の賑やかなエリアを猛スピードで駆け抜ける様子が描かれています。CMは、iPhoneを携えた男性がApple Payを使って電車に素早く乗り込み、いわゆる「レース」に勝利するシーンで締めくくられます。

Apple Payは、2年前に米国をはじめとする数カ国で導入された後、今年10月下旬にようやく日本でサービスを開始しました。Appleのモバイル決済サービスを導入するには、日本で広く普及しているFeliCaモバイル決済技術の導入が必要でした。

FeliCaはソニーが開発した技術で、電車カード、バス乗車券、ストアカード、クレジットカード、デビットカードなどをモバイル端末に保存できます。この技術は日本で最も広く利用されているモバイル決済プラットフォームであり、190万台以上の決済端末が対応しています。昨年、日本におけるFeliCa決済取引総額は460億ドルに達しました。

この技術のため、日本で Apple Pay を使用するには特別なハードウェアが必要です。

FeliCaを利用するには、iPhone 7またはApple Watch Series 2のいずれかが必要です。ただし、日本国内で販売されているモデルである必要があります。米国などで販売されているデバイスは対応していません。日本国内の方は、Suica、QUICPay、iDに対応した端末であればどこでもApple Payをご利用いただけます。

下記の日本の iPhone 広告は、YouTube の Apple Japan からご覧いただけます。

https://www.youtube.com/watch?v=J9V2JxwSma8&t=0s&app=desktop

（マイケル・スティーバー提供）

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