

Appleは本日、10億ドル規模のAdvanced Manufacturing Fundの一環として、米国の製造業者Finisarに3億9000万ドルを投資すると発表しました。しかし、CNBCのインタビューでAppleのCOOジェフ・ウィリアムズ氏は、この10億ドル規模のファンドについて、あまり深読みすべきではないと述べています…
ウィリアムズ氏は、AppleはAdvanced Manufacturing Fundを資金の上限ではなく、むしろ全米における投資機会を模索するための手段と捉えていると説明する。目標は、特定の資金を投じることではなく、先進技術を開発する企業を育成することだとウィリアムズ氏は語る。
「資金の上限については考えていません」とウィリアムズ氏は述べた。「私たちが考えているのは、率直に言って私たちのイノベーションにとって不可欠な、先進技術、そしてそれに伴う先進的な製造業を生み出す企業を育成する機会が全米のどこにあるのかということです。」
一方、フィニサーのジェリー・ロールズ会長はCNBCに対し、同社は生産能力の拡大を迫られていたものの、アップルが参入してくるまでは、どこで拡大すべきか分からなかったと説明した。ロールズ会長は、フィニサーが新たな拠点であるテキサス州で良き企業市民となることを期待していると述べた。
「生産能力を拡大する必要がありましたが、どこでそれを実現するかが問題でした。海外で実現するのか、米国で実現するのか、下請けに出すのか、それとも他の場所で実現するのか。そして、Appleからは自社の施設で実現するように勧められました。」
「私たちは良い雇用主です。高賃金で、高度なスキルを必要とする仕事を提供していきます」とロールズ氏は述べた。「私たちはテキサス州シャーマンの良き市民になれると信じています。」
本日お伝えした通り、フィニサーはAppleのサプライチェーンにおいて大きな役割を果たすようになりました。同社はiPhone XのTrueDepthカメラシステムに使用されている垂直共振器型面発光レーザーを製造しているほか、AirPodsに内蔵されている近接センサーも製造しています。
フィニサーは、AppleのAdvanced Manufacturing Fundによる2番目の投資先です。今年初め、Appleは最初のパートナーとしてコーニングに2億ドルを投資しました。コーニングは、iPhoneやiPadに使用されているゴリラガラスを製造しています。
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