提供されているコンテンツについてどう思うかはさておき、Apple TV+の番組が驚くほど素晴らしいことは否定できません。ほとんどのTV+コンテンツが4K HDRビデオとドルビーアトモスサウンドに対応していることから、Appleは新しいストリーミングサービスでCDNの強みを存分に発揮していると言えるでしょう。

フォーラム投稿で、FlatpanelsHD 編集長の Rasmus Larsen 氏は、その主張を裏付ける数字をいくつか示しました。

ラスマス・ラーセン氏は、TV+ 番組は現在市場にあるすべてのサービスの中で 4K のストリーミング品質が最も高く、ビット レートではほとんどの iTunes 映画を上回っていると書いています。

Apple TV+のドラマ「SEE」 は、Apple TV 4Kでストリーミングした際に最高41Mbps、平均ビットレート29Mbpsを記録しました。スヌーピーのアニメでさえ平均13Mbpsを記録しましたが、これは比較的色数が少ない2Dアニメであることを考えると高い数値です。

これは、UHDブルーレイメディアに記録されたハリウッド映画の約半分のサイズです。ブルーレイは常に最高の画質と最低の圧縮率を提供してきましたが、Apple TV+の統計はストリーミングサービスとしては本当に印象的です。

最高品質は主にメリットですが、「低データモード」がないことについて、いくつか苦情をいただいています。Appleのストリーミング技術は、利用可能なネットワーク状況に応じてストリーミング速度を調整しますが、デバイスに常に低品質のストリーミングを強制する方法はありません。

インドのように、家庭用ブロードバンドに比べてモバイルデータが圧倒的に普及している国では、低データモードを利用することでデータ使用量を節約できます。現状では、TV+はあっという間にデータ上限を超えてしまう可能性があります。

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