OSXHintsから、G4をお使いの方にとって非常に興味深いパッチが公開されました。このパッチを使うと、古いハードウェアでiMovie '09を（ゆっくりとですが）実行できるようになります。

iMovie '09をPowerPC G4で動作するようにパッチを当てるには、iMovieをControlキーを押しながらクリックし、ポップアップメニューから「パッケージの内容を表示」を選択します。表示される新しいウィンドウで、「コンテンツ」>「MacOS」を選択します。次に、無料のHexEditなどのバイナリエディタが必要になります。HexEditを入手したら、MacOSフォルダ内のiMovieファイルを編集します。

HexEdit の「ファイル」→「アドレスへ移動」機能を使用して以下のアドレスに移動し、それらのアドレス (7C 08 02 A6) にある既存のエントリをそれぞれ 4E 80 00 20 に置き換えます。アドレスは 15fb9c、15fc7c、15fe00 です。ここで行っているのは、PowerPC 命令 mflr r0 を blr に置き換えることです。この命令は基本的に、呼び出された関数のスタックを初期化しますが、これは基本的に呼び出された関数が常に return するようにする命令であり、関数の目的を無効にします。つまり、関数が PowerPC チェックである場合、実質的にパッチを当てて回避していることになります。

完了したら、ファイルを保存して HexEdit を終了すると、G4 で iMovie '09 が起動します。

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