

TikTokは「ゲーム分野への本格的な進出」に取り組んでおり、ベトナムでプラットフォーム上でミニゲームのテストを行っていると報じられています。同社はモバイルゲームスタジオのZyngaと提携し、広告付きのHTML5ゲームを制作しており、今年後半にプラットフォーム上でリリースされる予定です。
ソーシャルメディア界の巨人である同社は既にゲーム事業に参入しており、昨年はZyngaと提携してDisco Loco 3Dを制作しました。また、プレイヤーがポイントを獲得してFeeding Americaに寄付できる農業ゲーム「Garden of Good」も開発しました。
10億人を超えるアクティブユーザーを抱えるTikTokにとって、ミニゲームの提供は広告収入の増加とアプリ利用時間の増加につながるでしょう。「私たちは常にプラットフォームを充実させる方法を模索しており、コミュニティに価値をもたらす新機能や連携機能を定期的にテストしています」と、TikTokの担当者はロイター通信へのメールで述べています。
TikTokはミニゲーム以外にも事業を拡大する計画です。昨年、同社はライブストリーミングアプリ「TikTok Live」のテストを開始しました。TikTok Liveのユーザーは、パソコン、スマートフォン、ゲーム機からストリーミングできます。
また、TikTokの中国版であるDouyinのユーザーは、2019年からアプリ上でゲームをプレイできるようになっている。関係筋によると、中国に拠点を置くByteDanceが所有するTikTokは、東南アジアでさらに多くのゲームを展開する予定だという。
このアプリがゲーム分野に進出したのは、NetflixやAppleといった他の企業がモバイルゲーム分野に参入した後のことです。Netflixは2021年後半、iPhoneとiPadでプレイできるiOSゲームのセレクションをリリースしました。さらに、Appleはその2年前にゲームサブスクリプションサービス「Apple Arcade」をリリースしています。
9to5Macの見解
TikTokが10億人のユーザーを継続的に引き付けるためにゲーム分野への取り組みを拡大したいと考えるのは当然のことです。ゲームは近年大きな注目を集めており、妥当な判断と言えるでしょう。他のソーシャルメディアプラットフォームもTikTokの機能を模倣しようとしているため、追随しても不思議ではありません。「敵に勝てないなら、仲間になろう」という諺がありますよね。
画像出典: Alexander Shatov、Unsplash
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