ゴールドマン・サックスは、アップルはアップルカードを開発したと「主張」しているものの、意思決定に関してはすべての権限を握っているのは銀行だと述べた。

同銀行の最高財務責任者はまた、債務者追及の方法に関してはアップルの評判を心配するつもりはないと示唆した…

Business Insiderは、今週のゴールドマン・サックスの決算説明会での発言について報じている。

「誰がこのカードの発明を主張しようとも、引受の決定権を持つ機関はただ一つ、ゴールドマン・サックスだけだ」と最高財務責任者（CFO）のスティーブン・シェア氏は言う。

これは、アップルが友好的なイメージを伝えるために非常に努力していることを踏まえ、銀行が滞納債務をどの程度積極的に追及するつもりかという質問に対する回答だった。

RBCキャピタル・マーケッツのアナリスト、ジェラルド・キャシディ氏はゴールドマンに対し、景気後退が到来し債務不履行率が上昇した場合、アップルのブランドと顧客サービスの評判に損害を与える可能性があることを踏まえ、アップルカードのマーケティングによって銀行が債務者を追跡することが困難になる可能性があるかと質問した。

「銀行ではないのにアップルカードというブランド名を掲げているせいで、滞納金の回収に支障が出るのではないか」と、同氏はゴールドマンの決算説明会で財務責任者のスティーブン・シェア氏に質問した。

シェア氏は、ゴールドマンはアップルとカードの目的については合意しているものの、クパチーノの同社には口座の管理方法をコントロールする権限はないと述べた。

最終的な決定権は私たちにあります。私たちはその状況を踏まえ、リスクと回収を調整、管理しています。

とはいえ、銀行は契約をより友好的なものにするために標準的な契約条件の一部を削除し、手数料もすべて撤廃することに同意した。

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ゴールドマン・サックスは、アップルカード事業とアナリスト部門の間に「チャイニーズ・ウォール」を設けている。アナリスト部門は最近、アップル・プロダクツ（AAPL）の株価が今年3分の1下落すると示唆した。

画像: Shutterstock

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