Appleの9月7日のイベントが正式にカレンダーに掲載され、「Far out（とんでもないこと）」というキャッチフレーズが付けられました。日程が決定したことで、土壇場での噂が浮上し始め、既存の噂を裏付ける新たな情報も出てきました。今回、新たなサプライチェーンレポートが、Apple Watch Proの発表が同イベントで予定されていることを改めて示唆しています。しかも、大きな発表となる可能性も秘めています。

Apple Watch Pro：最新

Appleが上位モデルのApple Watchを発売する計画を最初に報じたのはBloombergでした。Apple Watch Proは、Apple Watchのより頑丈なバージョンで、フォームファクタが大きく、バッテリー駆動時間も向上しているなど、様々な特徴を備えています。当初は「Apple Watch Extreme」のようなブランド名になるのではないかと予想されていましたが、最近の情報ではAppleが「Apple Watch Pro」という名称を採用する可能性が高いようです。

Macotakaraが本日発表したサプライチェーンレポートによると、Apple Watch Proは近い将来発売に向けて順調に進んでいるとのことです。中国の信頼できる情報筋を引用したこのレポートでは、Apple Watch Proは新しい「フラットディスプレイ」デザインと、47mmの大型フォームファクターを採用するとのことです。他のApple Watchモデルとは異なり、Apple Watch Proは複数のサイズ展開は予定されていません。

「フラットディスプレイ」の噂はしばらく前から流れています。これは、ディスプレイの端が他のApple Watchモデルのようにわずかに湾曲していないことを意味しているようです。端はApple Watch Series 8よりも平らになると予想されていますが、昨年のApple Watch Series 7で一部で噂されていたような完全に平らな形状にはならないようです。

覚えておくべき重要な点は、47mmというサイズはApple Watch Proのディスプレイサイズではなく、ケース自体の縦幅のサイズを指しているということです。信頼できるディスプレイアナリストのロス・ヤング氏によると、Apple Watch Proは1.99インチの画面を搭載すると予想されており、これは45mmモデルのApple Watch Series 7の1.77インチ画面よりも大幅に大きいとのことです。

この報道では、AppleがApple Watch Proの発表に向けて大きな計画を持っていることも示唆されており、iPhone X、初代Apple Watch、そしてApple Musicの象徴的な「One more thing（もう一つのこと）」の瞬間になぞらえている。しかし、Appleが最終的にこの「One more thing」のティーザーをApple Watch Proに採用するかどうかは、まだ分からない。

しかし、以前も述べたように、Apple Watch Pro は、新しいデザインを採用した上位バージョンの製品であり、最終的には他の製品ラインナップにも採用される可能性があるという点で、iPhone X に似ているようです。

Apple製品発表に関する具体的な情報、特にイベントの詳細は、実際の発表が行われるまで秘密にされることが多いです。製品の詳細は事前にリークされることが多い一方で、Appleは製品名、価格、発表情報といったマーケティング情報については厳重な管理を徹底しています。

Appleの「Far out」イベントは、9月7日午前10時（太平洋標準時）／午後1時（東部標準時）にApple Parkで開催される予定です。イベントは対面形式で行われますが、ライブストリーミング配信も行われ、Appleのウェブサイト、AppleのYouTubeチャンネル、iPhone、iPad、Mac、Apple TVのTVアプリから視聴できます。

Apple Watch Proに何が期待できるかについては、こちらの完全まとめ記事で詳しくご紹介しています。Apple Watch Proの噂についてどう思いますか？購入を検討していますか？ぜひコメント欄で教えてください。

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