Apple Vision Proが今週金曜日に発売されます。AppleにとってAR/VRヘッドセット市場への初参入となります。多くの魅力的な機能が搭載されていますが、これはあくまでも第一世代デバイスの最初のバージョンであり、奇妙な制約や制限があることも忘れてはなりません。

そのような制限の一つとして、VisionOS 1.0ではVision Proのホーム画面のアプリを整理できないことが挙げられます。Brian Tong氏がビデオレビューで指摘しているように、現状ではユーザーがアプリのグリッドを並べ替えることはできません…

ユーザーがアプリを好きな場所にドラッグ＆ドロップするのではなく、レイアウトは固定されています。ホーム画面の各ページには、合計13個のアプリがグリッドレイアウトで表示されます。

最初のページには、Apple TV、ミュージック、マインドフルネス、設定、フリーフォーム、Safari、写真、メモ、App Store、メール、メッセージ、Keynoteといったアプリが並んでいます。ファイルとヒントは2ページ目にも表示されます。また、システムが提供する「互換アプリ」フォルダも1ページ目に存在し、App Storeから入手できるiPadOS非ネイティブアプリがすべて含まれています。

2ページ目以降には、インストール済みのサードパーティ製visionOSアプリがすべて表示されます。これらのvisionOSアプリはアルファベット順にリストされており、並べ替えることはできません。

ページ間は手でスワイプして移動できます。しかし、お気に入りのアプリがアルファベットの後半の文字で始まる場合、現在のところ、それらを1ページ目または2ページ目に移動してアクセスしやすくする方法はありません。また、関連するアプリをグループ化するフォルダを作成することもできません。

もう一つ注意すべき点は、ウェブサイトのホーム画面アイコンを作成できないことです。Safariの「ホーム画面に追加」ボタンは、現時点ではvisionOSには存在しません。

これらの基本的な機能の欠落は残念であり、これが1.0デバイス上の1.0オペレーティングシステムであることを改めて認識させられます。Appleは今後のソフトウェアアップデートでこれらの欠点のいくつかを修正するでしょう。

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