ライブTVのストリーミングはここ数年で非常に人気が高まっており、Sling、PlayStation Vue、Hulu TV、YouTube TVといった競合サービスが市場を飽和させています。T-Mobileは今年中に独自のサービスを開始する予定ですが、「スキニーバンドル」ではなく、アラカルト形式のビデオサブスクリプションサービスに注力するとしています。

TechCrunchの報道によると、T-Mobileはスキニーバンドル方式を放棄し、代わりにAmazonがAmazon Channelsで行っているのと同様に、顧客が「アクセスしたい有料テレビサブスクリプションを選択」できるようにするという。

T-Mobileの社長マイク・シーバート氏は、現在利用可能なOTT（オーバー・ザ・トップ）サービスの拡大により、顧客はすでに豊富なストリーミングTVサービスの選択肢を持っていると述べている。

T-Mobileのアプローチは、AppleのTVアプリと非常に似ているようです。彼らのサービスは、検索、発見、そして課金をすべて一つのアプリで処理することで、顧客が既に支払っている料金を簡素化することを目指しています。

「差別化されていない、何層 にも重なったスキニーバンドルを開発する予定はありません」とシーバート氏は続けた。「そのようなバンドルは既にたくさんあります。私たちが果たすべき役割は、お客様が愛用する優れたメディアブランドへのアクセスを支援し、お客様独自のメディアサブスクリプションを構築できるようにすることです。しかも、5ドル、6ドル、7ドル、あるいは8ドルといった小額のサブスクリプションです」とシーバート氏は述べ、T-Mobileは2019年にこの取り組みを開始すると付け加えた。

T-Mobileの解決策は、既にケーブルテレビを解約し、ストリーミングTVにも一切加入していない人にとっては魅力的に聞こえるかもしれない。最も魅力的なのは、T-MobileがNetflix、Hulu、HBOなどの企業と提携し、複数のプロバイダーをバンドルすることでより低価格を実現できるかどうかだ。

アップルは、ディズニーを含む多くの企業とともに、今年、独自のオリジナルコンテンツ契約を結んでビデオストリーミング市場に参入する予定だ。

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