マイクロソフトCEOのスティーブ・バルマー氏は、Windows 8とSurfaceの発表後、様々なメディアで話題を呼んでいますが、昨日はサンタクララでLinkedIn創業者のリード・ホフマン氏とインタビューを行いました。TechCrunchは、インタビューの音声（上記に埋め込み）を公開しました。バルマー氏は、iOSとAndroidが支配するスマートフォン市場におけるWindows Phone 8の役割について質問されています。バルマー氏は2007年にiPhoneの高価格を嘲笑したことで有名ですが、どうやらこのマイクロソフトCEOは今でもiPhoneは高すぎると考えているようです。Androidのエコシステムは「必ずしも消費者にとって最善の利益ではない」としながらも、海外におけるiPhoneの高価格について言及しました。

Androidのエコシステムは、アプリの互換性やマルウェア対策の観点から、少々乱暴なところがあります。必ずしも消費者にとって最善とは言えないかもしれません。一方、Appleのエコシステムは高度に管理されており、しかもかなり高価です。私たちが住んでいる国では、ほぼすべての携帯電話が補助金で賄われているという事実は忘れがちかもしれませんが、先週ロシアに行った時はiPhoneが1000ドルもしました。そんなにたくさん売れるはずがありません。問題は、プレミアム価格ではなく、品質をいかに維持するかということです。管理されているとはいえ、そこまで管理されていないエコシステムかもしれません。

ロイター通信は、バルマーCEOが昨夜のイベントでマイクロソフトブランドのスマートフォンの可能性を示唆したと報じた記事を掲載している。