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GoogleとAppleがそれぞれクラウド音楽ソリューションの提供を競う中、Amazonはシリコンバレーの二大巨頭であるこのデジタルロッカー市場を制覇すべく、後方から猛追しているという噂もある。匿名の情報筋がCNETに語ったところによると、Amazonはハリウッドの大物や音楽業界の幹部らと、今後提供するクラウドサービスについて協議しているという。まだ名称が明らかにされていないこのサービスは、Amazonで購入したコンテンツだけでなく、他社から入手したコンテンツも含め、幅広いメディアをAmazonのサーバーにバックアップやオンデマンドストリーミングのために保存することを目的としている。
映画業界と音楽業界の情報筋によると、アマゾンは、ユーザーが既存の音楽、映画、書籍コレクション、さらにはアマゾンで購入していないコンテンツも同社のサーバー上に保存できるクラウドロッカーサービスの構築に取り組んでいるという。
このニュースは、Googleが従業員向けにクラウド音楽サービスをドッグフーディングしているという、同誌が以前報じた記事に便乗している。Appleも独自の音楽クラウドロッカーを近々リリースすると報じられている。Amazonはまだ必要なライセンスをすべて取得していないものの、今週発表すればAppleとGoogleを驚かせることになるだろう。もしこれが事実であれば、メディアで大きな話題となることは間違いないだろう。
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Appleの提供するサービスは、クラウドiTunes構想の一部となるか、MobileMeサービススイートをベースにした別製品となる可能性がある。Appleと大手レコード会社4社との交渉は、ストリーミング料金で合意に至らなかったため停滞していると、複数の情報筋が伝えている。レコード会社は、iTunes Storeでの購入であれ、CDからリッピングした楽曲であれ、ストリーミング再生ごとに料金を受け取ることを望んでいるとされている。Appleは、ノースカロライナ州のデータセンターに10年間で10億ドルを投資する。この施設は世界最大級のデータセンターの一つとされており、まもなく稼働開始予定で、おそらく膨大な量のストリーミングメディアを処理できるように設計されるだろう。
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