Appleは、今度は上海にアプリ開発・設計センターを開設した。中国では初となる。

Appleは「アプリ経済」を活性化させるため、特定の地域にオフィスを開設しています。参加者は、マンツーマンのチュートリアルを含む、アプリ開発プロセスの様々な部分に関するクラスを無料で受講できます。

コンテンツは、iOSおよびiPadOSのUIKitからMacのAppKitまで、Appleのあらゆるプラットフォームを網羅しています。Appleは、SDKの様々な部分を扱うWWDCスタイルのセッション、Appleスタッフによるハンズオンラボ、そして「オフィスアワー」のようなマンツーマンサポートのためのコンサルテーションも開催しています。

Appleはプレスリリースで、上海App Acceleratorを、わずか1ヶ月前のWWDCで発表されたARKit 3の新機能に関するセッションで開始したと発表しました。参加者はApp Storeチームのメンバーと個別に相談する機会を得ました。

「ここ中国の開発者たちは、App Storeで最も人気のあるアプリのいくつかで世界をリードしており、私たちは彼らにこうした追加サポートを提供できることを誇りに思います」と、Appleのグレーターチャイナ地域デベロッパーリレーションズ責任者である謝恩偉（エンウェイ・シー）氏は述べています。「教育から健康、エンターテインメントまで、ここで目にするイノベーションは驚くべきものであり、才能あふれる開発者たちが次にどんなものを生み出すのか、今から待ちきれません。」

Appleはインドのベンガルールでも同様の取り組みを行っています。イタリアでは、Appleは地元の大学と提携してApp Development Centerを提供しています。これは同様のプログラムですが、より正式な卒業および資格取得プロセスを特徴としています。

2010年に中国でApp Storeがデビューして以来、中国の開発者はアプリの販売とアプリ内購入で2,000億人民元（約300億米ドル）の利益を上げてきました。

中国App Storeの売上高増加は、Appleがサービス事業の売上高増加に向けて継続的に財務努力を続ける上で重要な要素です。しかしながら、ここ数年、中国の規制当局がモバイルゲームの承認を大幅に遅らせたため、Appleはいくつかの障害に直面しています。

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