Filmic Proの最新6.4アップデートでは、Bluetoothマイクのサポート、iPhone X向けの新しいUI機能、そして新しい「自動シャッター」機能が追加されました。Filmic Proについては以前も取り上げ、このアプリケーションが映画制作の武器としてどれほど優れたものになるかをご紹介しました。

Bluetoothマイクのサポートを導入したことで、Filmic Proはより手軽にラベリアマイクのようなシステムを実現できるようになりました。今回は手持ちのAirPodsでのみテストしましたが、多くのBluetoothマイクがこのアプリで動作するはずです。AirPodsをRode VideoMicroの代わりとして使うつもりはありませんが、AirPodsでも十分に満足できる性能でした。高価なプロシューマー向けオーディオ機器を購入する代わりに、映画製作者はポケットに入っているような機材で十分対応できるようになります。

Filmic Pro 6.4アップデートでは、iPhone Xのサポートにもいくつかの新機能が追加されました。デバイスの両側のスペースを活用し、Filmic Proは新しい高度なオーディオメーター、色温度、録音の残り時間を表示する機能を搭載しました。

バージョン6.4の新機能

拡張された iPhone X サポート:
– 大きく詳細なオーディオ メーターに加え、品質設定、残りの録音時間、色温度などの情報が iPhone X 画面に表示されます。

Bluetoothマイクのサポート：
– Bluetoothマイクをデバイスに接続し、アプリ内のオーディオ設定で「Bluetoothマイク」を有効にしてください。
– 注：Bluetoothマイクの音質は機種によって大きく異なる場合があります。最適な結果を得るには、Apple AirPodsのご使用をお勧めします。

ライブラリ内のすべてのビデオを選択する:
– ビデオ選択ボタンを長押しして、ライブラリ内のすべてのクリップを選択または選択解除します。

新機能「自動シャッター」のサポート：
– すべてのデバイスで、お住まいの地域の電力周波数に合わせてシャッター動作を設定できるようになりました。これは、フレームレートメニューの下部にある設定メニューから選択できます。「自動」、「50Hz」、「60Hz」のオプションがあります。

最近の低光量での iPhone 7 Plus ビデオで、スマートフォン映画製作者の Richard Lackey 氏が Filmic Pro の柔軟性によって何が実現できるかを披露しました。

Filmic ProはiOS App Storeで14.99ドルで入手可能です。Filmic Pro 6をお持ちの方は、6.4アップデートが無料でご利用いただけます。Filmic Proの開発チームは、Filmic Remoteアプリケーションのアップデートもリリースしました。このアップデートでは、Filmic Pro 6.0のリリースに合わせて、多数の新機能が追加されています。

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