Appleの開発者サイトで、アプリ内課金の管理オプションを拡張する新しいAPIが登場するというニュースが発表されました。「Advanced Commerce API」と呼ばれるこのAPIについて、現時点でわかっている情報をご紹介します。

高度なコマースAPIにより、App Store開発者にさらなる柔軟性を提供

公式発表は次のとおりです。

App Storeは、年間数十億件もの取引を促進し、開発者のビジネス成長と世界クラスの顧客体験の提供を支援しています。膨大なコンテンツカタログ、クリエイター体験、オプションのアドオンを備えたサブスクリプションなど、開発者の進化するビジネスモデルをさらにサポートするため、Advanced Commerce APIを導入します。

開発者は、Advanced Commerce API の利用を申請することで、対象となる App Store ビジネスモデルをサポートし、アプリ内でのアプリ内課金をより柔軟に管理できます。これらの課金では、エンドツーエンドの支払い処理、税務サポート、カスタマーサービスなど、信頼性の高い App Store コマースシステムの機能が活用されるため、開発者は優れたアプリエクスペリエンスの提供に集中できます。

Apple の発表には、開発者が資格要件や申請プロセスについて詳しく知ることができるリンクも含まれています。

しかし、この記事を公開した時点では、このリンクはAppleの開発者向け標準アプリ内購入ページにリダイレクトされています。当初、このリンクは完全に壊れていました。

Appleが近いうちに詳細を記載したページを公開してくれることを期待しています。しかし今のところ、Appleは開発者がアプリのアプリ内購入を管理できる方法を拡大しているようです。

詳細がどうであろうと、選択肢が増え、柔軟性が高まるというのは、いずれにしても素晴らしい変化のように思えます。

この新しい App Store API の利用にご興味のある開発者の方は、ぜひコメント欄でお知らせください。

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