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Photoshop CCのアップデートでオープンソースの「Adobe Generator」ツールが利用可能になり、リアルタイムで画像アセットを生成できる
2013年9月9日午前6時05分(太平洋標準時)

[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=6TRz-gNdQFg]
本日リリースされたPhotoshop CC(バージョン14.1)のアップデートでは、Adobeが「Adobe Generator」と呼ぶ全く新しいオープンソース技術を含む、Creative Cloudメンバー向けの新機能が追加されます。この新機能により、ユーザーは「各レイヤーを手動でコピー、スライス、エクスポートする」ことなく、リアルタイムで画像アセットを自動作成できるようになります。その仕組みは以下のとおりです。
レイヤーまたはレイヤーグループの名前にファイル拡張子を追加するだけで、Photoshopはそのレイヤーの内容からJPG、PNG、またはGIFファイルを自動的に作成します。レイヤーに変更を加えると、ファイルも即座に更新されます。つまり、Photoshopのデザインと常に最新の状態が保たれた画像フォルダーが手に入るということです。Retinaディスプレイ用にサイズが大きい画像が必要な場合は、スケール係数を追加することで簡単に作成できます。
Photoshopでは、「ファイル」→「生成」→「画像アセット」を選択し、レイヤー名をサポートされているタグに変更することでAdobe Generatorを有効にすることができます。Adobeのブログ記事にはいくつかの例が記載されています。例えば、 「200% logo-retina.png, logo.png」は2倍と1倍の両方のアセットを生成しますが、 「heroImage.jpg10」は最高品質で1倍のアセットを生成します。
Adobeは、この新しいジェネレーター機能は「PhotoshopとEdge Reflow間のリアルタイム接続」も提供し、ユーザーはワンクリックでPhotoshopからアセットを取り込むことができると述べています。ジェネレーターはオープンソースプロジェクトであり、JavaScriptの知識を持つユーザーは、この技術を使用して独自のプラグインを変更または作成できます。同社は以下の動画を公開しており、開発者がジェネレーターを使用してモバイルゲーム用のカスタムプラグインを作成し、「ゲームをプレイしながらPhotoshopでゲームのUIを変更」できる様子を紹介しています。拡大拡大閉じる