

MacWhisperは、OpenAIテクノロジーを活用して、音声ファイルや動画ファイルをローカルでテキスト化するmacOSアプリです。開発者のJordi Bruin氏が現在、アプリのバージョン3.0をリリースしています。このバージョンでは、新しい表示モードをはじめ、数多くの改良が加えられています。アップデートで何が変わったのか、以下に詳しくご紹介します。
MacWhisper 3.0の新機能
MacWhisperの新バージョンには、トランスクリプト全体を一つの長いテキストとして表示できる新しい表示モードが搭載されています。また、新しいモードを簡単に切り替えられるトグルボタンも搭載されています。その他の新機能には、トランスクリプトファイルの一括エクスポート、DOTEファイル形式への一括エクスポート、トランスクリプト全体のテキストファイルのエクスポートなどのオプションがあります。
ブルーイン氏は、過去2ヶ月でMacWhisperに追加された他の機能についても触れています。例えば、ポッドキャストモードは、ホストごとに音声ファイルを提供し、各ホストの会話を分離することでポッドキャストの文字起こしを行います。また、システムアプリからキャプチャした音声の文字起こしも可能で、ZoomやFaceTime会議全体の文字起こしなどにも利用できます。
開発者によれば、MacWhisper は内部の改善により動作速度が 40% 向上したとのことです。
MacWhisperアプリをご存じない方のためにご説明すると、このアプリはOpenAI傘下のWhisperテクノロジーを採用しています。すべての処理はMac上でローカルに行われるため、音声ファイルはオンラインサーバーに送信されることはありません。書き起こした音声ファイルには誰もアクセスできないため、プロセス全体がプライバシーとセキュリティで保護されます。
音声ファイルまたは動画ファイルをアプリにドラッグするだけで、MacWhisperがすべての会話を文字起こししてくれます。私は個人的なVlog動画の字幕作成にMacWhisperを使っていますが、非常に効果的です。MacWhisperは英語、中国語、スペイン語、ポルトガル語など、複数の言語に対応していることも特筆に値します。
今すぐダウンロード
MacWhisperは無料アプリです。ただし、MediumおよびLargeの文字起こしモデルをご希望の場合は、MacWhisper Proをご購入いただく必要があります。このツールはmacOS Ventura以降を搭載したMacで動作します。ただし、M1チップ以上を搭載したMacでの使用を推奨します。詳細はこちらをご覧ください。
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