
今週のWWDCでは、一部の期待に反してApple TVのアップデートは発表されませんでしたが、昨日、AppleとApple TVサービスの改良版について協議中との噂があるケーブル会社の一つ、Comcastが、今秋発売予定の次世代ケーブルテレビボックスを発表しました。「X2」と呼ばれる全く新しいUIとプラットフォームに加え、刷新されたiOSアプリと、俳優、番組の種類、シリーズなどで検索できる音声操作機能を備えた新しいコントローラーも公開されました。
おすすめ機能やカスタマイズ可能な新しいガイドビューを備えた洗練された新しいUIを披露する一方で、同社はPandora、Rotten Tomatoes、評価機能を備えたZeeboxといったアプリとの連携も披露しました。新アプリセクション(16:40から表示)では、Facebook、Pandora、Instagram、Xfinity Homeアプリなど、数多くのアプリとの連携を確認できました。
プレゼンテーションで興味深い点は、コムキャストのCEO、ブライアン・ロバーツ氏が、同社は新しいオープンプラットフォームを「ボックスファミリー」とパーソナライズされたリモコンファミリーを可能にするオープンアーキテクチャと位置付けていると述べたことです。これが、例えばApple TVのようなサードパーティ製ハードウェアを自社プラットフォームに統合する計画があることを意味するのかどうかは定かではありませんが、コムキャストが自社のケーブルテレビボックスをすぐに完全に廃止する予定がないことは明らかです。また、コムキャストはAppleがアプリや音声制御機能でテレビサービスを刷新するのを待っているようにも見えません。また、iPadとiPhoneで動作する新しいX2エクスペリエンスも少しだけ見ることができました(右の写真)。(AllThingsD経由)
.@9to5Mac – 「コムキャストはアップルのテレビサービス刷新を待っているわけではないようだ」 http://t.co/1hkE5pSkDt
— コムキャスト(@comcast)2013年6月12日
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