本日、投資家のカール・アイカーン氏はApple CEOのティム・クック氏宛ての公開書簡を公開し、Appleが55インチと65インチのUHDテレビでテレビ市場に参入すると予測しました。しかし、ウォール・ストリート・ジャーナルは本日夕方、Appleは競争の激しいテレビ市場に参入する計画はないと報じました。

報道によると、Appleは約10年前からテレビ市場への参入の可能性を検討し始めたが、自社製品を差別化できる「画期的な」機能を見つけられずにいるという。AppleはFaceTime機能のためにテレビにカメラを搭載することを検討していたと報じられている。また、様々なディスプレイタイプも検討したが、最終的には、消費者に乗り換えを促すほど魅力的なものは開発できないと判断した。

報道によると、Appleは1年以上前にテレビ開発計画を断念した。しかし、テレビ開発プロジェクトを完全に「中止」したわけではない。むしろ、チームを解散させ、メンバーを他の製品分野に異動させたのだ。もしApple社内に画期的な機能のアイデアがあれば、テレビ開発チームの刷新を阻む要因は何も存在しないだろう。

Appleは、Siriとのより緊密な統合、サードパーティ製アプリケーションのサポート、新しいTVストリーミングサービス、そして「より洗練された」リモコンを備えた新しいApple TVセットトップボックスを6月に発表すると予想されている。

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